Entries from 2020-05-01 to 1 month

不動産関連ファンド

以前J-REITに関して少しまとめたが、今回は非上場のファンドに関して。 大和やみずほといった大手金融機関が私募での不動産ファンドの運用額を増やしてきた。三菱UFJ信託銀行のレポートによると私募リートの資産総額は2010年頃はほぼゼロだったのが、2019年…

日本企業の「内部留保」とコロナ危機

日本の内部留保至上主義について産経の記事に記事がある。日本の大手企業は平時に内部留保(ここでは現金保有としておく)を蓄えており、今回のコロナ禍で資金繰り・雇用維持に役立っていると。 平時には批判されてきたこの「ため込みすぎ」であるが、国際比…

人の免疫と新型コロナウイルス

先日、抗体検査に関する朝日の報道があり、東京都では0.6%の人が陽性と判定されたとのこと。素人の私の第一印象は「かなり小さい」である。私の解釈では、抗体というのは「その病気に感染したりワクチンを摂取したりして獲得するもので、その抗体を保有して…

書籍『天才の思考 高畑勲と宮崎駿』

ジブリ映画のプロデューサー鈴木敏夫氏による高畑・宮崎2監督を中心としたジブリ映画制作の歴史を辿る本。 スタジオジブリの一番の課題は宮崎駿の後継者が育たないということだった。2014年の「思い出のマーニー」公開後、ジブリの制作部門は閉鎖され、スタ…

三菱UFJのコロナ債

日経新聞の記事によると三菱UFJFGが「コロナ債」の発行を計画している。金額は600億円程度で、「調達した資本は資金繰りに苦しむ中小企業への融資にあてる」とのこと。さらに、「まず海外投資家向けに外貨建てで発行するもようだ。今回は環境対応や社会問題…

COVID-19による経営難とChapter 11について

COVD-19の影響でどこも経営が苦しい。中には既に破綻状態にある企業もある。 レンタカー大手のHertzもリース支払いが滞っている状態で、デフォルトぎりぎりの戦いが続いている。 この4月27日の報道によると、Hertzは車両をリース契約で仕入れてそれをレンタ…